基軸通貨 key currency 2004 9 27

 アメリカの双子の赤字が、あまりにも巨額なので、
それを心配する人が多いですが、とりあえずは、なんとかなるでしょう。
 ドルが、基軸通貨という「化粧」ができる限り、なんとかなると思います。
最近は、ユーロが台頭してきましたので、少し心配があるかもしれません。

経常赤字 deficit in the current account 2004 9 16

今日(9月16日)の日本経済新聞には、このような記事があります。

「アメリカの経常赤字 市場の懸念要因 IMF報告書」
「世界経済の順調な回復を受けて、国際金融システムの安定性が増しているものの、
アメリカ経常赤字の拡大に伴うドル急落の懸念が残ると強調。」
「年間5300億ドルに上るアメリカ経常赤字を穴埋めするため、
『アメリカへの資本流入を支え続けられるかどうかに懸念が残る』と指摘。」
「アメリカからの資本逃避が、ドル急落の引き金となり、
国際金融市場に打撃を与えかねないと分析した。」

 これは、重要なことなのですが、新聞記事の扱いは、
小さな記事で、紙面の下の方に掲載されていました。
 この問題については、とりあえずは、大丈夫だろうと思っています。
ドルが基軸通貨である限り、何とかなるでしょう。
しかし、基軸通貨がユーロに移動していくと、そういう心配が発生します。
 また、アメリカが、世界各国から、非常に嫌われると、
そういう心配が、現実のものとなるでしょう。











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